FX初心者が覚えておきたいFX用語集

基軸通貨とは

FX入門として、FXをおこなう前に、まずはいくつか覚えなくてはならない用語があります。FX初心者の人にはとくに、最初は聞いたことのない用語で戸惑うこともあるかと思います。その一つが、「基軸通貨」という用語です。

基軸通貨とは、『どこよりも流通量が多く、どこの国でも受け取ってもらえる通貨』のことです。スーパー通貨という用語のほうが、わかりやすい人もいるかもしれませんね。

第一次世界大戦前は、イギリス・ポンドが基軸通貨でした。それ以降は、アメリカ・ドルが世界の基軸通貨として使われています。海外旅行をするとき、訪れる国の通貨とあわせてアメリカ・ドルを用意する人も多いでしょう。中国でもインドでもヨーロッパでも、どこの国でも通用する安心感があるのが基軸通貨です。

FXと基軸通貨

今は、アメリカ・ドルが基軸通貨として世界中で使われています。

ニュースで「円高」「円安」という用語を聞くときは、必ずこのアメリカ・ドルに対して言っています。

しかし最近では欧州の共通通貨、ユーロの力が強くなり、第二の基軸通貨として認識されるようになりました。欧州圏ではとくにアメリカ・ドルよりもユーロのほうがたくさん使われています。そのため、このユーロを基軸通貨に変えようとする動きも一部であるのです。

ただFXのインターバンク市場ではアメリカ・ドルの国際的な役割がとても重要になっています。基軸通貨のアメリカ・ドルの動きで、他の国の通貨の動きをある程度予測することもできるのです。

これからFXをはじめる人は、アメリカ・ドルとユーロの動きをじっくり見る必要があるでしょう。アメリカ・ドルとユーロの動きを中心に、世界の通貨の動きを予想できるようになれば、あなたもFX中級者です。

通貨ペアとは

「通貨ペア」という用語について解説します。

FXが正確には「外国為替証拠金取引」のことであるのはお話しました。おさらいすると、外国為替証拠金取引とは、業者に証拠金(保証金)を預け、国と国の通貨を交換(売買)することです。

FXで使われる通貨ペアという用語は、この「国と国の通貨」の組み合わせのことを言います。

日本でおこなわれているFXでは、日本円と他国の通貨を組み合わせた取り引きがもっとも盛んです。

「円と米ドル」、「円とカナダドル」、「円とユーロ」、「円と英ポンド」といった通貨の組み合わせでの取り引きです。
この二つの国の通貨取り引きの組み合わせを通貨ペアと言います。

もちろん、「米ドルとユーロ」、「ユーロと英ポンド」といった、日本円以外の通貨ペアももちろんあります。

ニュースなどで「米ドル/円」、「ユーロ/円」といった表示を見たことはないでしょうか?
「米ドル/円」は円と米ドルの通貨ペアを、「ユーロ/円」は円とユーロの通貨ペアを示しています。

二つの国の通貨を/(スラッシュ)ではさんで表示するのが、通貨ペアの正式表示です。

また、/の左側の通貨は「買う通貨」で、右側の通貨は「売る通貨」です。
「米ドル/円」の場合、「円を売って米ドルを買う」ことを示しています。

通貨ペアという用語の意味、表示の仕方はFX入門者にはとても大切なので、しっかりと覚えておいてくださいね。

FXと通貨ペア

さて、この通貨ペアですが、FXでは自分の好きに組み合わせをして取り引きするわけではありません。

FX業者が扱っている通貨ペアの中から、良いと思うものを選んで取り引きをおこなうわけです。
また、あらかじめ取り引きをしたい通貨ペアがある場合には、その通貨ペアを扱っている業者を選ばなければなりません。

日本でおこなわれているFXでもっとも多いのは、やはり米ドルと円の通過ペアでしょう。
日本円、米ドル、豪ドル、ユーロ、英ポンドなどの通貨ペアは、どこのFX業者でも扱っています。

FX入門者は、まずは主要な通貨ペアでの取り引きからはじめるのがおすすめです。
主要な通貨ペアは比較的安定していて安心なのと、為替レートの予想がしやすいので、FX入門者向きなのです。

ある程度なれてきたら、少し変わった通貨ペアなどにも挑戦してみるといいでしょう。

レバレッジとは

さて、いよいよ「レバレッジ」というFX用語についての解説です。

FXと言えばレバレッジ、レバレッジがあるからこそのFXと言えるでしょう。

レバレッジは、これからFXで実際に利益を出していくために「よく分からない」では困る用語です。FX初心者でも、このレバレッジはしっかり理解しておいてください。

FXは業者に証拠金(保証金)を預けて、通貨の取り引きをおこなう金融投資です。

FXの醍醐味は、レバレッジというシステムをつかって証拠金以上の額の取り引きがおこなえることです。

FXを始めるにはまず専用の口座に「証拠金」を預けなくてはなりませんが、仮に1万円預けたとしましょう。
この預けた1万円分の取り引きしかできないか?というと、そうではないのです。

FXのレバレッジというシステムを使うと、預けたお金を元に何倍もの取り引きができるようになっています。
たとえばレバレッジを100倍かけるとすると、1万円の証拠金で100万円分の取り引きができることになります。

(例)1ドル100円で購入して、105円で売った場合

1万円分の取り引きをすると・・・
購入時10.000円÷100円=100ドル
販売時100ドル×105円=10.500円
⇒10.500円-10.000円=500円の利益

レバレッジを100倍かけて100万円分の取り引きをすると・・・
購入時1.000.000円÷100円=10.000ドル
販売時10.000ドル×105円=1.050.000円
⇒1.050.000円-1.000.000円=50.000円の利益

レバレッジは「てこ」のことで、小さな力で大きな力を生み出す意味になります。

為替レートは1日に何十円も変動するものではないので、1円、2円で利益を出す世界です。
1万円では100円、200円にしかならない利益が、レバレッジをかけることで数万円の利益になるのです。

レバレッジは本物のハイリスク・ハイリターン

レバレッジというシステムが、FXの最大の魅力であることは言うまでもないでしょう。
たった数万円の資金で数百万円の取り引きができ、簡単に大きな利益が出せてしまうのです。

しかし利益が出るときはいいですが、損をしたときには大きな借金を作ってしまうことに気づいてください。

(例)1ドル100円で購入して、95円で売った場合

1万円分の取り引きをすると・・・
購入時10.000円÷100円=100ドル
販売時100ドル×95円=9.500円
⇒9.500円-10.000円=500円の損失

レバレッジを100倍かけて100万円分の取り引きをすると・・・
購入時1.000.000円÷100円=10.000ドル
販売時10.000ドル×95円=950.000円
⇒950.000円-1.000.000円=50.000円の損失

ほとんどのFX業者では、10倍以上のレバレッジをかけることができます。
FX業者によっては200倍、400倍といった高いレバレッジをかけられるところもあります。高いレバレッジをかければかけるほど利益は大きいですが、損失もまた大きくなります。

FX初心者はレバレッジのメリットだけではなく、このようなデメリットもきちんと覚えておかなくてはなりません。

証拠金とは

FX用語でお教えしなくてはならない大切な用語に「証拠金」があります。

FXとは「外国為替証拠金取引」のことですね。
証拠金という言葉が使われていることから、大切な用語であるのが分かると思います。

FX初心者は、FX用語の証拠金とは何か?ということを、しっかり覚えておいてください。

FXをおこなうには、必ず「証拠金」が必要になります。証拠金とは、いわゆる「保証金」のことです。

FX専用の口座に預けたお金、それが証拠金になります。FXではこの証拠金を担保にして、外貨取り引きをおこなうわけです。

FX業者に口座を作ると、まずはこの証拠金を口座に預けなくてはなりません。といってもそれほど高額ではなく、どこもだいたい1万円程度を預ければ、取り引きができるようになります。

FXはレバレッジというシステムを使って、証拠金以上の金額の取り引きがおこなえることを説明しましたね。

1万円の証拠金でレバレッジを50倍かけ、50万円の取り引きをしたとしましょう。それはつまり、「1万円の証拠金を担保に、50万円の取り引きをおこなった」ということです。

50万円の取り引きが失敗して損失が出たときは、その分が担保となっている証拠金から引かれるわけです。損失が担保となっている証拠金より多いときは、その分FX業者に対する借金となります。

借金ですから、もちろんFX業者に残りの損失分を支払わなくてはなりません。取り引きで損失が出たとしても、証拠金の範囲内であれば借金をおうことはありません。

つまりFXは、自分の証拠金ならいくらまでのレバレッジをかけられるか?ということを考えておこなうのです。これは単純に、「証拠金がいくらなら何倍までのレバレッジ」というものでもありません。

例えば米ドルの為替レートが95円のときに買ったとしましょう。少しはまた下がるかもしれないけれど、せいぜい下がっても1~2円だろう、と思われるときはどうですか?そんなときは100倍のレバレッジをかけても、大きな損失がでないと予想できます。

しかし米ドルの為替レートが100円のときはどうでしょう。もしかすると5円か、もう少し下がるかもしれません。そんなときは、20倍、50倍程度のレバレッジで、大きな損失がでないようにすればいいのです。

このように証拠金と、予想される利益・損失のバランスを上手に考えておこなうのがFXなのです。

スプレッドとは

FX用語で少し難しいのがスプレッドでしょうか。スプレッドもFXではきちんと覚えなくてはならない重要な用語です。FX初心者の方は、しっかりと読んで、この用語の意味を理解してくださいね。

FX用語のスプレッドとは、簡単に言うと「売値と買値の差額」のことです。

「1ドル100円10銭~15銭」は、売値が100円10銭で、買値が100円15銭を表します。この場合の売値と買値の差額は5銭なので、「スプレッドは5銭」ということになります。

売値とは、「ある通貨をもっとも安く売ろう」と思っている人が示しているレートです。買値とは、「ある通貨をもっとも高く買おう」と思っている人が示しているレートです。

「1ドル100円10銭~15銭」なら、100円10銭で売りたい人と、100円15銭で買いたい人がいるということですね。

FX初心者の方は、スプレッドという用語が売値と買値の差額を示していることをまずしっかりと覚えておいてください。

FXにおけるスプレッドの重要性

では、FX取り引きでスプレッドがどのくらい重要なのか説明しましょう。

まず、1ドル100円10銭~15銭のときにドルを買いたい人は、1ドルを100円15銭で買います。しかし売値は100円10銭がいちばん安いので、ここに5銭の差額、つまり5銭のスプレッドがでますね。

このスプレッドはどこに消えるのか?というと、実は取り引き手数料としてFX業者がもらうことになります。

FXで利益を出すにはスプレッドの低い業者を選ぼう

株取引、先物取引、外貨預金など、他の投資商品には手数料が掛かっています。
しかしFX業者の場合は「手数料0円」や、あってもごくわずかな金額です。
それはスプレッドが、FX業者への事実上の手数料になっているからです。

たとえば1ドル100円10銭~15銭のときに1万ドルの取引をすると・・・
スプレッド5銭×10000=500円で、FX業者への支払いは500円になります。

もうお気づきだと思いますが、FXで利益を出すにはこのスプレッドが低い業者を選ぶのが大切です。取引手数料が0円のFX業者と、往復2銭のFX業者で1万ドルの取引をおこなう場合で見てみましょう。

●取引手数料が0円のFX業者/スプレッドは5銭
スプレッド5銭×10000=500円で、FX業者への支払いは500円

●取引手数料が2銭のFX業者/スプレッドは2銭
(スプレッド2銭+手数料2銭)×10000=400円で、FX業者への支払いは400円

どうですか?
取引手数料が無料のFX業者でも、レートによってはFX業者にたくさん支払うことになりますね。

FXは積極的に売り買いをおこなう投資なので、100円の差でもすぐに数千円・数万円の差が出ることになります。ですからできるだけスプレッドが小さい業者を選ぶことが大切です。

FX初心者の方は、このスプレッドの仕組みをよく覚えておきましょう。

ポジションとは

FX用語のポジションとは、日本語で言うと「持ち高」のことです。FX取引の新規約定したあと、その状態を維持している注文の事をいいます。

●外貨の買い待ち状態にある(買いポジション)
●外貨の売り持ち状態にある(売りポジション)

このように、いくら外貨を買っているか?売っているか?を表すのがポジションという用語です。

FX取引は買いと売りの両方から入ることができます。
ですから「買い」から入った取引を「買いポジション」、「売り」から入った取引を「売りポジション」といいます。

これらの状態を「ポジションを持っている」「保有ポジション」といいます。

また、ポジションを持ていない状態にはノーポジションという用語を使います。

例)1万ドルを買って円を売ったとき(買いポジション)
「1万ドルの買いポジションを持っている」といいます。

これは1万ドルを買っていて、ドルが高く(円安)なれば売って利益を出すことができる状態です。

例)1万ドルを売って円を買ったとき(売りポジション)
「1万ドルの売りポシションを持っている」といいます。

これは1万ドルを売っていて、ドルが安く(円高)なれば買い戻して利益を出すことがでる状態です。

ポジションは一部だけを決済することもでき、それは「ポジションを調節する」といいます。

新規で売り・買いの注文をすることを「ポジションを取る」、「ポジションを建てる」などといいます。そして保有しているポジションを決済することを「ポジションクローズ」といいます。

また、買いのことを「ロング」、売りのことを「ショート」と呼ぶこともあります。
その場合は、「ロングポジション(買いポジション)」、「ショートポジション(売りポジション)」といいます。

取引数量とは

FX用語の取引数量とは、取引できる通貨の枚数のことです。

FX業者によって最低取引数量と最大取引数量が違うので、自分好みの業者を探すといいでしょう。

<FX入門(用語)~取引数量>

個人投資家のFX取引では、1万通貨の取引数量がもっとも多いそうです。

それは多くのFX業者で、スワップが1万通貨あたりの値で表示されているからです。
わかりやすく、利益を計算しやすい、というのが大きな理由です。

それに1万通貨の取引数量であれば、1日に1万円の利益が狙えます。
1日に1万円の利益が出れば1ケ月で30万円です。
個人投資家が最初に目指すには、良い目標ですね。

また、最近までFXの取引数量が、最低1万通貨単位でした。
そのこともあり、1万通貨での取り引きがもっとも多いのです。

1万通貨というのは、ドルなら1万ドル、ポンドなら1万ポンドのことです。
FXをするうえでは、1万ドル、1万ポンドと単純に考えるのではなく、「1万ドル、1万ポンドは日本円でいくらになるか?」という「どの国の通貨がどの国の通貨でいくらになるのか?」という考え方をします。
このような考え方は、買い時・売り時を判断するうえで役に立ちます。

<FX入門~初心者の取引数量>

1万通貨での取り引きは成功すれば大きく利益が出ますが、当然リスクもあります。
まだあまり取引経験のないFX入門者は、もっと低い取引数量からはじめるのがいいでしょう。

最近は最低取引数量が1000通貨というFX業者が出てきました。
外貨取引というものに慣れていない人には、とても扱いやすい取引数量です。

1000通貨での取り引きは1円の値動きで1000円程度の利益にしかなりません。
しかしその分リスクが低いので、FX入門者の方には丁度良いでしょう。

スワップとは

通貨を交換するFX取引では、外貨預金のように外貨を預金して「金利をもらう」ことはできません。

その代わりに通貨同士の「金利差を交換」しているため、金利の差額が利益になることがあります。
これがFX取引での事実上の金利収入になるわけです。

<FX入門(用語)~スワップ>
FXは「ある国の通貨を売って、別の国の通貨を買う」という取引です。
どこの国の通貨にも金利があります。
そして通貨の金利は各国で差があります。

スワップとは、この差額を利用して利益を出すことができるシステムです。

FXは「売っている通貨の金利を支払い、買っている通貨の金利を受け取る」ことができます。
つまり、売っている通貨の金利が買っている通貨の金利よりも低い場合、差額を受け取ることができるのです。

しかし、売っている通貨の金利が買っている通貨の金利よりも高い場合、逆に差額を支払うことになります。

例)円の金利1%・米ドルの金利3%の場合

仮に1ドル100円で、1万ドルを保有しているとします。
(円を売ってドルを買っている=円売りドル買いのポジション)
円を売るのに100万円×1%で1万円の金利コストがかかります。
しかしドルの保有金利収入は1万ドル×3%で300ドル(3万円)になります。
つまり3万円-1万円で2万円のスワップ金利収入を得ることができます。

このようにFX取引では、両国の金利差をスワップ金利として受け取ることができます。

また、1日に受け取るれるスワップ金利のことを「スワップポイント」と呼びます。
FX業者によってスワップポイントの水準が違うので、業者を選ぶひとつの目安にするといいでしょう。

損切りとは

FXなどの投資においては『損小利大』という「損失を小さして利益を大きくする」という考え方が大切です。
「損失を小さくする」ためには、ときには「損切り」も必要になってきます。

損失を最小限におさえておけば、資金を温存しておけますね。
資金が十分にあれば、チャンスのあるときに大きく利益を出すことができるわけです。

<FX入門(用語)~損きり>
FX取引をおこなうと、必ず誰でも「含み損」を経験します。

1ドル110円で買って保有しているドルのレートが、105円、100円と下がっていく状態ですね。
あくまでも含み損ですから、ポジションを決済しない限りは実際の損失にはなりません。

レートは日々変わるものなので、このような含み損を持つことは珍しいことではありません。
この後でレートが変わり110円以上になれば、もちろん利益に変わりますね。

しかし、このまま様子を見ていても回復せずに、含み損がふくらんでしまうこともあります。
含み損がふくらんでマージンコールが発せられ、強制ロスカットになれば証拠金を大きく失ってしまいます。
そうならないための防御策としておこなうのが「損切り」なんですね。

これ以上保有していても含み損がふくらむだけのポジションを、損切り、つまり決済してしまうのです。

「もしかしたら回復するかもしれない」という気持ちがあると、なかなか損切りはできないものです。
もちろん、通貨の種類やレートの動きなどから回復の見込みがあることも多いでしょう。

ただFXは、株や外貨預金と違って短期戦略のできる金融投資です。
含み損が小さければ、いくらでも挽回できるチャンスは巡ってきます。
「危ないかもしれない」と判断したときは、スッパリ切り捨てることも大切でしょう。

多くの個人投資家は、「一度のトレードの損失は証拠金の10%」としています。
10万円の証拠金なら、含み損が1万円になったときに損切りをする、というのを目安にするといいでしょう。

チャートとは

FXをはじめるとチャートという用語を目にするでしょう。

チャートとは、為替レートの動きを折れ線グラフの表にしたものです。
過去の為替レートの動きが一目瞭然なので、通貨を買うか売るかという判断には欠かせないものになります。

このチャートは、FX業者でさまざまなタイプのものを用意しています。
一口にチャートといっても分析方法はさまざまで、各社それぞれで異なります。

どのようなチャートを採用しているか?というのも、FX業者を選ぶポイントになります。

人気のあるものは「ローソク足」というチャートですが、自分で使いやすいものを見つけ選択しましょう。

<FX入門~チャートの選び方>
はじめてチャートを使うときは、まずなによりも「見やすさ・使いやすさ」が大切です。
どんなに優れたチャートでも、難しくて使いこなせなくては何にもなりません。
最初のチャートは、「素人でも説明なしに直感で使えるチャート」がオススメです。
プロ仕様の複雑に解析されたチャートは、FXに慣れてから使いましょう。

また、「テクニカル指数の多いチャート」を選ぶのも大切です。
テクニカル指数はたくさんあっても使わない、という人もいると思います。
しかしテクニカル指数の多いものの方が、さまざまな状況にあわせた分析ができます。
また、ときには違う視点で為替レートの動きを見ることも大切なことです。
ですからいくら見やすく使いやすいチャートでも、テクニカル指数が少ないFX業者はオススメしません。

そして、「自分好みにカスタマイズしやすいチャート」がいいでしょう。
自分好みにアレンジできる自由度が高いと、為替レートの動きも自分向けに予想しやすくなります。
カスタマイズをおこなったことのない人もいますが、一度はぜひカスタマイズしてみましょう。
上手に予想する人はたいてい自分用にカスタマイズしてチャートを利用しています。

この3つをポイントに、各社でいろいろ試して自分の使いやすいチャートを探してみてください。

評価益、確定益とは

FX用語で入門者が間違えやすいのが、評価益と確定益です。
一度覚えれば難しいことではないので、しっかり覚えてください。

まず評価益とは、ポジションを決済する前に計算した損益のことです。
まだ決済をしていないので「このくらいの利益(または損失)になる見込み」ということですね。

ポジションを保有したときと今のレートを比べれば、いくらくらいの利益になるかが計算できます。

そして確定益とは、ポジションを決済して出た損益のことです。
きちんと決済を終えたので「実際にこれだけの利益(または損失)になった」ということですね。

ポジションを保有したときと決済時のレートから計算されて、いくらの損益になるかが決まります。

どんなに高い評価益が出ていても、ポジションを決済するまではあくまでも「損益の見込み」です。
きちんと決済をして始めて確定益、つまり「利益になった」と言えます。

評価益で大きな利益が出ていたとしても、決済時にレートが動いてしまえば確定益は違ってきます。
ですから確定益が評価益と違うことも当然ありますよ。

もちろん比較的安定している通貨であれば、評価益と確定益があまりに違うことは滅多にありません。
FX入門者が安定した通貨で取引をおこなった方がよい、という理由のひとつですね。

上級者にもなれば、評価益と確定益がどのくらい違ってくるかの目安もつけられるようになります。
そうなるまでは、珍しい通貨ペアには手を出さず、安定した通貨での取引をおこなうのが良いでしょう。
この点を気をつけて、しっかり利益を出していってくださいね。

マージンコール、ロスカットとは

さて、大切なFX用語、マージンコールとロスカットについて解説しましょう。

FXは少額で大きな利益を得られるメリットがありますが、大きな損失を受けるリスクもある外貨取引です。
そこで損失を拡大させないように設けられたルールが「マージンコール」と「ロスカット」です。

<FX入門(用語)~マージンコール>
マージンコールとは「預かっている証拠金では担保力が不足していますよ」という警告です。

FX口座に預けている証拠金が、含み損を引いたときに一定の割合以下になると、FX業者側から発せられます。
証拠金を追加したり、ポジションの一部を決済して「借金にならないようにして下さい」という注意ですね。

FX業者によってマージンコールの「一定割合」は違いますが、証拠金の50%という会社が多いです。
このような警告は損失を拡大させないために必要なルールです。

ただし、きちんとFXの勉強をおこなっていれば、そうそうマージンコールが発せられることはありません。
FXの基礎をきちんと学んで、含み損を大きく抱えないように気をつけましょう。

<FX入門(用語)~ロスカット>
ロスカットとは「FX業者側による強制決済」のことです。

FXの口座に預けている証拠金が、含み損を引いたときに一定の割合以下になると、FX業者側がおこなうものです。

通常はマージンコール(警告)が発せられ、その後も含み損がふくらんだときにロスカットがなされます。
FX業者によってロスカットの「一定割合」は違いますが、証拠金の25%前後という会社が多いです。

例)
証拠金が100万円のときに、含み損が50万円になる
(含み損が証拠金の50%以上になる)

マージンコールが発せられる

証拠金が100万円のときに、含み損が75万円になる
(含み損が証拠金の75%以上になる)

ロスカットされる

75万円の損失が確定、証拠金が25万円に減る

普通はこのような流れになりますが、FX業者によってはマージンコールをしない会社もあります。
その場合はなにも警告がなく、強制ロスカットがされてしまうことになります。

また、急激なレートの変動でマージンコールやロスカットが間に合わず、損失が証拠金を超えることもあります。
その場合はFX業者への借金になってしまいます。

ただし、安定した通貨の場合は滅多にあることではありません。
大切なのは、利用するFX業者のマージンコールとロスカットの値をきちんと把握しておくことです。

レバレッジ、ロスカットとは

マージンコールとロスカットについては、しっかり理解できたでしょうか。

含み損はあくまでも含み損、確定した損失ではありません。
しかし含み損がふくらみ過ぎるとFX業者にロスカットされてしまい、損失が確定してしまいます。

ですからマージンコールが発せられたときに、証拠金と含み損の割合を調整することが大切になります。

そして注意したいのがレバレッジの使用時です。
レバレッジを設定すると利益は大きくなりますが、損失もまた大きくなります。

このレバレッジを高い設定でおこなうと、当然ロスカットのリスクも高まるわけです。
レバレッジを設定するときは、証拠金がどのくらいの損失に耐えられるかを必ず計算しましょう。

●どのくらいのレバレッジで、どのくらいの為替変動があれば、だいたいいくらの含み損になるのか。
●予想される含み損と、証拠金の金額のバランスがとれているか。

こういったことを考えて、ロスカットにならないように上手にレバレッジを利用しなくてはなりません。

証拠金が含み損に十分に耐えられる金額であれば、含み益に転じるまで待つこともできるのです。
とにかく、ロスカットで損失を確定されないように気をつける、それがとても大切です。

FX入門初心者の人は、レバレッジはせいぜい2~3倍で始めましょう。
最初は利益を出すことよりも、取引に慣れることが大切です。

また、利用するFX業者にマージンコールがあるか、ロスカットの値はいくらかをしっかり把握しておきましょう。

※レバレッジって何んだっけ?と思いだせない人は「レバレッジとは」で復習しましょう。

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