子供のための生命保険

子供が生まれたら親の死亡保険を見直し、子供が大学を卒業できる程度の死亡保障を設計する、これはよくある話です。

では子供自身の保険はどうするべきでしょうか?生命保険には「子供保険」というものがあり、これに加入するのも一つの手です。しかしそれ以外にも色々と子供のために保険でしてあげられることはあります。

子供に必要な保障

生命保険には「死亡保障」「医療(入院)保障」「老後保障」「介護保障」の4種類の保障があります。

このうち、子供(大学卒業まで)の子供に必要な保障は「医療(入院)保障」です。「死亡保障」は、その子供に扶養されている人がいない限り必要ありませんし、「老後保障」「介護保障」は、まだ準備するには早いといえます。(個人年金に入る金があったら国民年金をちゃんと払いましょう)。

0~10歳くらいまでの子供の入院する確率は、生命保険を検討し始める20~30歳くらいの人よりもむしろ高いくらいです。また元気な子供ほどケガで通院する可能性があり、それらにも備えておきたいものです。

もう一つ、生命保険には死亡保障(死んだら保険金がでる)と反対の「生存保障」(生きていたら保険金がでる)があります。これを生かして、「大学入学時に保険金が出るようにする」といった保険の設計も可能です。(生存保障と医療保障をまとめたのが一般的な子供保険です)

どちらを選択するか、という話ですが、保険に貯蓄を求めない人は医療保障(のみ)、求める人は子供保険、という選択方法でかまわないと思います。

医療保障を検討する

子供の場合の医療保障、加入方法は2つあります。子供の場合の医療保障、加入方法は2つあります。

  • 親の保険の家族(子供)特約として入る。
    今入っている医療保険の保障の範囲を、親だけでなく、 子供もその保障の対象にします。この場合子供が何人いても保険料は同じです。
  • 子供そのものを被保険者として、新しい保険に入る。
    子供の数だけ契約が必要なため、保険料は子供の数に比例します。 商品としては。一定期間の保障である「定期保険」と、 一生涯の保障である「終身保険」、このどちらか (両方ということも可能ですが、保障としては過剰であるといえます)に加入することになります。

 

また加入する保険の種類では、医療保険と傷害保険が検討の対象になります。

医療保険:病気も保障の対象。

ただし通院保障は入院のあとの通院のみ。

傷害保険:保障(補償)はケガのみ(特定感染症のぞく)。

保険料は安め。

通院のみの場合でも保障(補償)あり。

以上をまとめると、以下の表になります。

親の保険の
特約で保障
医療保険 保険料は安め。保障は親の保障よりも少なくなる。
加入できる年齢に限りがある。
子供が何人いても保険料が同じ。
傷害保険
個別に新たな
保険に入る
定期 医療保険 終身医療保険よりも保険料が安め。
傷害保険 定期医療保険よりも保険料が安め。
1年定期で更新しても保険料が変わらないため、
実質的に終身保険としての活用も可能※1。
終身 医療保険 保障は一生涯。契約者を子供に移せる。
同一商品の場合、就職後に新たに
保険に入る場合よりも、一生涯で払う保険料は少なくなる。
子供保険 定期の医療保障+一定時期に一時金がある。
扶養者が死亡したときには保険料の払い込みが免除。

※1:子供向けに作られた専用の医療保険の場合、加入できる年齢に上限があります。

オススメの子供のための医療保険

「こくみん共済 キッズタイプ」(定期、医療保険タイプ)
全労済
特徴
■入院(病気も含む)は5日目から5千円、通院(ケガのみ)は初日から2千円
■障害が残ったときは障害等級に応じて給付金有り。
■骨折や脱臼の場合はさらに5万円。
■扶養者に何かあった場合は、最高で350万円(ケガによる死亡の場合)
■賠償責任も担保(100万円まで)
■保険料は月900円。14歳まで加入可能(継続は18歳まで)。
プロの目
保険料は格安の月900円。保障も必要となるものすべてを備えており、これ一本でも十分といえます。加入は14歳までで以後18歳まで継続可能です。以後は同じ全労済の医療共済などに移行する形になります。そのときに保険を見直すのがよいでしょう。
資料請求は一括資料請求サイトからできます(保険スクエアBang!で請求できます)
「EVER」(終身、医療保険タイプ)
アメリカンファミリー生命保険会社(AFLAC)
特徴
■保障は一生涯(ただしケガの保障は90まで)。
■日帰り(1日)入院から60日目まで保障。
■入院日額は5000円、10000円から選べる。
(職業、年齢などにより5000円しか選べない人もいるようです)。
■保険料は一生涯同じ保険料を保険が続く限り払う(終身払い)。
■解約返戻金をなくすことで、格安な保険料を実現。
プロの目
満0歳から加入可能の終身医療保険です。保険料は一生涯同じで、病気は一生保障、ケガは90歳まで保障します。途中で保険契約者(保険料を払う人)の変更が可能ですので、就職したときなどに子供に契約者を移せば、格安の保険を子供にあげることが出来ます。
資料請求は一括資料請求サイトからもできます(保険スクエアBang!で請求できます)
親の保険の特約で加入することを希望する人は、今加入の保険会社に問い合わせてください。
まだ親も医療保険に入っていない場合は、親もこの機会にあたらしい医療保険に
入ることオススメします。詳しくはこちらをご覧ください。

子供保険(学資保険)

一般に「子供保険(学資保険)」といわれる商品の特徴を挙げると、
1・子供が病気やケガで入院したときに医療保険金がでる。
2・高校進学時、大学進学時に進学お祝い金(名称は会社により異なる)が出ます。
3・扶養者が死亡した場合などは以後の保険料支払が免除。
(中には養育年金がでるものもあり)
といった特徴があります。

「今は金利が低いので、進学お祝い金が払い込んだ保険料よりも少ないから損だ」
という人がいます。しかし病気やケガの保障や、扶養者に何かあったときの保障もあるので、
保険料とお祝い金の差額だけで単純に損得は語れません。
(ファイナンシャルプランナーの中にも以上の理由により損だという人もいるのは問題です。
そんなファイナンシャルプランナーは信用してはいけません。)

さまざまな保険の組み合わせで、お祝い金以外の部分の保険料を計算(推測)をし、
保険料からその部分を差し引いてお祝い金の利回りを計算してみると、
どの保険会社でも通常銀行の定期預金よりもちょっといいぐらいにはなります。

お祝い金部分の金利はどの保険会社も大差の無い状態ですので、
あとは保障内容と、「お祝い金をいつ、いくら受け取れるのか」という視点で
加入の是非を判断すべきでしょう。
(なお子供保険に入るときは、さらに個別の医療保険に入る必要は無いでしょう)

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

NO IMAGE

死亡保障についてくる特約

NO IMAGE

損保ジャパンDIY生命(ネオファースト生命)1年組み立て保険解説

NO IMAGE

生命保険と税金

NO IMAGE

生命保険で老後に備えよう

NO IMAGE

生命保険用語集

NO IMAGE

住宅ローンと生命保険