歯周病は治る?原因や治療法など!

歯周病は年齢、性別に関係なく増えています。また虫歯のような痛みがありませんが、歯を失う原因のトップであり、とても怖い病気です。

歯周病とは

歯周病と言うと歯槽膿漏を思い浮かべる方が多いと思います。また年寄りの病気であると連想する方も多いようです。「私にはまだまだ関係ないわ!」と思うのは大間違いです。年齢、性別に関係なく増えている病気です。また歯周病は歯肉炎、歯槽膿漏など歯茎全般の病気のことをさしています。

歯周病歯茎の腫れなどの症状から始まるため、虫歯のような痛みがありません。しかし歯を失う原因のトップであり、とても怖い病気です。

歯周病は感染する病気で、夫婦間で感染するケースが多いです。また糖尿病など免疫力が低下している方、妊娠時、更年期などのホルモンバランスが変化する時になりやすいと言われています。そして喫煙の影響も非常に大きく、重度の方の多くが喫煙者といわれています。

歯周病の原因

歯周病はまず歯肉炎から始まります。歯肉炎は歯肉が炎症を起こしている状態で、腫れや出血がありますが、痛みもそれほどなく、適切な治療ですぐ完治します。この炎症はほとんどの場合、雑な歯磨きで痛めた歯肉に歯周病菌が付き炎症を起こしています。この状態を放置しておくと、磨き残しのプラーク(歯垢)が歯石を作り、これが歯と歯茎の間に進入していき、歯周ポケットを作ります。この歯周ポケットを放置しておくと、この中に歯周病菌(膿漏菌)が入り込み、歯槽骨まで進んでしまうと、骨を破壊し、歯をささえることが出来ずにぐらついてきます。これが歯槽膿漏です。

病期の進行状態は歯周ポケットの深さを測ることで診断します。深さが3mm程度が正常/異常の判断基準になることが多いようです。

歯周病はまずプラーク(歯垢)をつけないようにすることが何より重要です。しかも歯と歯茎の境にプラークをつけないことが大切です。最近では歯磨きの仕方を学校や会社の検診でも教えてくれるようになりましたが、もし受けたことがない方は歯科医さんに正しい歯磨きの仕方を教わることが、歯周病予防の第一歩です。

またどうしても取りきれなかったプラークは歯石になります。特にクラウンなど被せもの、詰めものの境にはどうしても着きやすくなります。定期的に歯科医さんで取り除くことで発症率はぐんと低下しますので積極的に行なっていただきたいと思います。

また歯周病になってしまっても、処置方法の進歩で歯を抜かずに済むケースが増えています。まずは信頼できる歯科医さんに相談されることをお勧めします。

歯肉炎が進むと歯槽膿漏

歯肉炎がそのまま進んでしまうと歯槽膿漏になってしまいます。炎症が進むと歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の隙間が段々大きく、深くなっていきます。この歯周ポケットの中に歯石、歯垢がついてしまうと、徐々に歯の周りの歯肉組織を侵していきます。この状態になると、歯茎は赤紫色になって充血し、押すと血の混じった膿が出たりします。このような状態になると重症で、さらに進行し、あごの骨まで進むと、やがて歯を支えられなくなり、抜けてしまいます。
以前は重度の歯周病の場合、抜歯することが前提でしたが、最近では治療方法も進歩し、抜歯しなくても良い場合が増えています。症状、処置は千差万別ですので、素人判断ではなく何よりも歯科医さんに正しい診断を下してもらうことから始まります。

歯周病を悪くする原因

歯周病を悪化させる原因は、歯周ポケットの中に隠れて見えない歯石と喫煙です。

歯周病は目に見えるところの歯石よりも、歯と歯茎の間の隙間に隠れてしまって、見えない歯周ポケットの中の歯石が歯周病を悪化させます。

またタバコを吸う人は吸わない方よりも歯周病を引き起こしやすいと言われており、歯周病が悪化するスピードも早いため、治療による改善がなかなかはかどりません。喫煙くることで摂取されるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させます。そのため歯ぐき必要な栄養素、酸素が行き渡らず、細菌に対する抵抗力が弱まると言われています。

このようにタバコはがんの原因としてよく知られていますが、もっと身近な歯ぐきの健康を脅かす、最大の危険因子です。

歯周病の進行の判断

出血は歯周病の特徴です。歯ぐきの状態を見ること、歯周ポケットの深さを調べることで歯周病の進行の程度が分かります。歯ぐきからの出血は歯を支えるための歯ぐきに炎症がある証拠であり、歯周病の特徴的な症状と言えます。
炎症が進み歯と歯ぐきのすきまの歯周ポケットができるようになると、歯を支えているあごの骨の一部の歯槽骨(しそうこつ)の破壊が始まります。歯周ポケットの深さが4mm以上になると歯周病の状態はかなり進行していると言われています。歯周ポケットは歯周病菌が繁殖しやすい環境ですので、歯周病菌がどんどん増殖し、歯周ポケットの深さが6mm以上になると、歯槽骨の破壊が進み、歯が抜けてしまうと言われています。

歯周病はさまざまな疾患のリスクを高めます

歯周病、歯、歯ぐきの健康は口腔以外の病気、全身の疾患と関係があることが分かっています。口の中には何百種類という細菌が生息していますが、口から体内に入り込むとさまざまな疾患を引き起こします。知られているのは心臓病、肺炎、糖尿病など。歯周病は歯周病菌による歯ぐきの炎症ですが、口の病気と侮って(あなどって)はいけません。

肺炎

歯周病菌が肺に感染し、肺炎になることがあります。

心臓病

重症になると歯周病菌による炎症から血栓(血のかたまり)ができやすくなると言われており、動脈硬化を招き、心筋梗塞、狭心症などのリスクを高めると言われています。また心臓の内側にある心内膜の炎症を引き起こし、親近性心内膜炎になる場合もあります。

糖尿病

歯周病が糖尿病を引き起こすだけでなく、糖尿病の患者さんが歯周病にかかっていると血糖コントロールが難しくなり、糖尿病を進行させると言われています。

早産

歯周病菌による口内の炎症が胎児の成長に影響し、早産を引き起こすことがあると言われています。歯周病の妊婦は、歯周病でない妊婦と比較して、早産や未熟児を出産する可能性が7倍も高くなると言われています。

歯石の取り方

歯周病はその原因となっているプラーク(歯垢)を取り除くプラークコントロールが治療の基本になります。歯と歯の間は歯間ブラシ、もっと狭い隙間にはデンタルフロスなどの補助器具を用います。このように予防をしていてもついてしまった歯石は固く、ご自分で取ることは難しいですし、無理をして取ろうとすると歯、歯ぐきを傷つける可能性が高く、歯科医さんに取ってもらうことが普通です。

歯科医院では、歯石の除去(スケーリングと言われます)には、主にハンドスケーラーと超音波スケーラーという器具が用いられます。歯石を取ることは歯周病の予防、治療にとても重要ですので、定期的に歯科医院で歯と歯ぐきのチェックを行い、歯石も定期的に取ることをお勧めします。

専門家によるプラークコントロールをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。歯科医師や歯科衛生士が行う、お口のクリーニングです。歯ブラシのとどきにくい歯と歯の間、歯と歯ぐきの間をスケーラーで徹底的に清掃することで、歯の表面はつるつるになります。その後仕上げにフッ素を表面に塗り、虫歯菌、歯周病菌から歯と歯ぐきを守ります。そうすることで歯周病の進行を抑え、予防することができます。

歯と歯ぐきのチェックは定期的に

ご自身でできる歯周病予防、歯、歯ぐきのメンテナンスは日々のブラッシング、歯磨きですが、ご自分でできるブラッシングには限界があります。みがき残しの歯垢(プラーク)はそのままにしておくと、いずれ歯石になります。いったん歯石を除去しても、また歯垢がつき、小さな歯石になります。このことを考えると、歯周病の本格的な予防には歯科医院で年に3~4回の定期的な検診、歯石の除去を行うのが、効果的だといえます。

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